2年前に当研究室で博士の学位を取得したベトナム人留学生LINH氏。
彼女は母国の大学で働いていますが、学位取得後の昨年度。
下記論文がJournal of the World Aquaculture Society誌に掲載されました。
Effect of a peptide complex on the defense mechanism of shrimp, Marsupenaeus japonicus against pathogens and changes in environmental parameters
これがまた難産の論文でした。
実際の実験データは彼女の修士時代のものだったのですが、
なかなかジャーナルに通らない。
リジェクト(Reject)の繰り返しだったものですから、
半ば本人もあきらめていました。
私は彼女に粘るように伝えました。
諦めてしまうと、ある種本実験はなかったことになる。
アウトプットがなければ、せっかくの結果もなかったことになる。
もちろんデータについて自身が懐疑的であったり、不十分だと感じているのであれば、
無理に投稿してはいけません。
が、そうではなかった。
ということで、初めての投稿からどの程度の時間が経ったでしょうか。
少なくとも2年以上は経っていたと思いますが、
掲載にこぎつけました。
お疲れ様でした。
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